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2019年【再掲載】今日は終戦の日

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2019年8月掲載の過去記事に

少しの加筆を加えて再掲載したものです。

 

平和のために必要なことって何だと思う?

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どうも、竜馬です。
 
戦争に憧れる風潮の今に
何を言っても書いたところで‥と、思っていましたが
 
でも。
 
僕の想いを書きたいと思います。
不快に思われる方、気分を害される方
きっとおられると思います。
 
僕の想いです。
ですが、不快にさせてしまいましたこと深くお詫び申します。
 
すみません。
 
では続けます。
 
 
 
74年前(77年前)の今日、太平洋戦争が終わりました。
 
終わったと言いましても、すぐにすべてが終わったわけでくなく
各地でここからまだ戦闘状態が続き、多くの命が奪われてしまいます。
 
ここまでの歴史は、みなさんもこれまで多くの書籍や映像作品などで
ご存じでしょうし、学校などでも学ばれたことだと思います。
 
そうして、ようやく戦火は潰えました。
 
長く苦し強い状況、疲弊した人ばかりの国が豊かな国に復興していったのは
国民の力、この国の人たちの力あってこそのことです。
 
日本だけではなく
どの国も、政治は自らの力がすべてと勘違いしますが
そんなことはない。
 
国民の力こそ、国の力です。
 
国あっての国民ではない、国民あっての国なんだと。
 
例えば日本、例えばアメリカ、例えばロシア、例えば中国
世界各国の政治は、そのことを忘れないでほしいと強く願います。
 
今日は何の日?「今日は終戦の日」
(記念を使うとどこか{楽しい} というイメージを僕は感じてしまうので、
あえて使いません。
終戦そのものは喜ばしいことですが、あまりに多くの命が奪われましたので)
 
質問は『平和のために必要なことって何だと思う?』
 
戦争。
僕はまだ『戦後』ではないと思っています。
 
第一次世界大戦、第二次世界大戦と
これだけ多くの命が奪われた、失われてなお
人は争いを続けている、戦争を欲しているからです。
 
紛争は絶えず、内戦・内乱、湾岸戦争もありました。
シリアもそう。
 
(そして現在、ロシアによるウクライナ侵攻、中国と台湾・日本の緊張状態、
タリバン政権やミャンマー独裁政権による国民弾圧など)
 
人の歴史からまだ『戦争』はなくなっておらず
それで、戦後だと言えない喜べはしないと僕は考えます。
 
人はまだ戦争から抜け出てはいません。
 
そして今、大国の大統領たちも
我が国のリーダー(当時も今も)も、
近隣諸国の将軍も大国のリーダーも
狂信的に支持する人々も
荒々しい言葉や思想、力に追随する動き、権力誇示と掌握
 
自国さえよければそれで良しという政治が一部で支持されて
それらに感化・扇動されるように世界各国が軍備増強や独裁色を強め
また同時に、多くの国が排外主義、差別主義に染まっていきます。
 
それは人の心が蝕まれているということでもあります。
 
戦争であまりに大きな犠牲を生み、その悲しみを過ちを繰り返さないために
多くの人が苦労し、困難を乗り越え
少しずつ手に掴んできた平和と自由。
 
それを今、今という時代はいともたやすく手放そうとしています。
何も考えず、ただこれまでと違うなにかに変えたなら
暮らしが楽になるのではないか? 自分たちに富が舞い降りるのではないか?

そんなことはない。
 
例えばアメリカ。
様々な人種の人たちを追いだして、
それで自分たちが仕事を得て暮らしの向上願っても
それは絶対にかなわない夢です、幻です。
 
移民であるからこそ自由の国となり、夢と希望にあふれていた国なのに
いま移民を排除し希望を夢を失いかけている国。
 
人を犠牲にしたうえでの繁栄はいつか必ず崩れます。
弱肉強食の社会が失敗だったということは、これまでの歴史が実証しているのに。
 
僕たちの故郷である日本もまた移民に厳しく冷酷で
さらに難民へ対しても酷く、冷たく、無知・無関心・無理解もあります。
 
難民はワガママで国を出たりこちらへ来たわけじゃない。
国へ帰れと声を投げつける人がいますが大間違いです。
帰りたくても帰れない人たちなんですよ。
帰国すれば命の危機もある人たちです。
 
人を粗末にする国が国民を大切にはけっしてしない。
外か内かでそうそう変わるものじゃない。
 
だからと極端な、過度な共産主義・社会主義も僕は望みません。
 
共産主義と自由民主主義、その他様々な主義の良いところを織り交ぜて
より良い社会が創れないかと考えています。
 
『平和のために必要なことって何だと思う?』
 
平和であるための努力
平和を維持しようとする意志と行動
 
ただ願っていても祈るだけでも
平和は掴めません、維持できません。
 
強い意志と行動が大切です。
 
戦争に甘い幻想を抱く人たちが一定数いて
戦争したがる政治があって
 
その社会で平和を叫ぶことが平和ボケであるはずもなく。
 
無知・無理解・無関心をやめて
知ろうとすること、理解しようとすること、関心を持つこと
そして、互いに思いやれる心を持ち、話し合えたなら
 
平和は、平和をこの手に浸かるのではと考えます。
 
平和のために必要なことは‥
ウルトラシリーズ「ウルトラマンX」から、僕の好きな台詞を紹介します。
 

ウルトラマンX

第2話「可能性のかたまり」

 

怪獣襲来より市民の命を守る防衛組織『Xio ジオ』へ見学に訪れた学生たち。

見学後の感想を聞かれ

 

1人の学生

悪者を倒すのが正義だから、怪獣をブッ倒したい

 

神木正太郎 隊長

私たちの生活や命を守る、それは正義かもしれない。

けれど怪獣や異星人たちにも彼らなりの事情がある。

それなのにこちらが正義、むこうが悪といいきれるでしょうか。

どういう状況なら怪獣を倒すことが正義といえるのか?

私にもまだその答えは見つかっていません

 

 

同じく第2話のラストシーンで

 

主人公・大空 大地

(地球は)豊かな星なんだ、恵みを分け合える方法はきっとある。

この地球は可能性の塊だよ、俺はそう信じてる。

 

 

 

貧困、飢餓、これらだけでもなくせば。

それで世界から

戦争も犯罪もすべてなくなるとは言いません。

でも、きっと多くの争いは減るだろうと思います。

 

分かち合う気持ち。

お金とかそういうんじゃなくて、食べ物や水、そして愛。

平和とは、そういうところから掴めるんではないだろうかと。

 

 

 

ウルトラマンX

第5話「イージス 光るとき」

 

★ 暗殺宇宙人 ナックル星人バンデロ

この宇宙にはな、恐ろしければ恐ろしいほど、売れるもんがある。

結局は、強いヤツが生き残るんだよ。

 

☆ 高田ルイ

力の強いものが、勝つとは限らないよ

 

★ バ

なんだと?

 

☆ ル

たとえ弱くても、命はいろいろな方法で生きていこうとする。

可能性を捨てないで、努力していくものが最後には勝つんだもん。

力こそすべてなんて、そんなの子供みたい!

 

 

 


「力」とは?「敵」とは?

 

僕たち人は、すぐに誰かを敵と呼びます。

抵抗勢力だと「敵」に仕立て上げる政治家もいましたし

現在の政治もそれに引きずられたままです。

 

「こんな人たちに負けるわけにはいきません」

選挙中、反対する国民へそう怒鳴った故人の元首相もいました。

その人たちが治める税金も国の力となっているであろうに。

 

「敵」は「敵」ではなく、同じ命です。

国という存在が人に人を敵と呼ばせて、命の奪い合い、殺し合いを強要します。

 

だから人は「力」に強要されて

「力」で殺し合う。

 

大切な人の命を奪われるのが怖い許せないから戦います。

その戦いを僕はけっして否定しない。

 

大切な誰かが誰かに必ずいるから。

 

だからこそ国は政治は権力は、

戦いを人に強いてはダメなんだと強く強く叫びます。

 

戦いを争いを

最後の最後の最後まで避ける努力をしてこそ政治だと外交だと

僕は考えます。

 

軍事産業がいまだ世界にあって

人が人と殺し合う道具を作り売り、多くの血が涙が流されて

 

その血と涙の中から

抉り取った金で美味しいものを食べ、綺麗な衣服に身を包み

 

その血と涙に染まった手で

自分たちの子の頭を撫で、愛する人を抱く。

 

多くの誰かの子の、愛した人の

命を奪う力を作り、売った手で自分が誰かを愛する。

 

それは果たして、それで果たして。

 

おなじウルトラシリーズで、海外制作作品・ウルトラマンG(グレート)

登場する防衛隊隊員のセリフで

 

チャールズ・モーガン隊員
アンタ、子供殺して勲章もらうの?

 

このセリフも心に残ります。

 

戦う者も兵器を作った者も売った者も

誰かの幸せを奪って自らの幸せを得て、

それは真実の幸せなんでしょうか。

 

僕にはそう思えない。

 

テロ、テロリストと呼びますが

すべてが最初から凶悪な人間たちばかりではありません。

 

敵と戦う、国民を危機から守る

大義名分掲げ、大国の空爆。

 

それによって親を兄弟を、恋人を妻子を失った、友人たちも。

失った人たちが悲嘆に、空虚感に、復讐に呑まれ

銃を手に取る。

 

大人だけではなく、少年たちも。

少年兵という存在もありますよね。

 

テロとの戦い。

テロリストを世界から失くすためにと大義名分掲げて行われる空爆で

テロへと走る子たちを誰かたちを生む。

 

それは正義だといえるのでしょうか?

 

だからとテロそのものは許せません。

テロ組織を率いる者たちは、厳しく非難し罰しなければとも考えます。

 

でも、そういう人たちもいるということは忘れてはいけない。

 

空爆ではなくても地上戦でも、子供たちを銃撃にさらし

勲章をもらうのが果たして‥。


さて。

 

7月、8月になると

戦争扱ったドラマ、ドキュメンタリー(←コレ民放は大抵、深夜)

放送してりゃ・神妙な顔作って『平和うんぬん』コメントしてりゃ

 

それで許されると思ったら大間違いだよと。

 

安易に人が人を「敵」と呼んで、対立煽るなにかがあって

人は争いから抜けない生き物だと

僕もあきらめたくなったり心折れそうになるときもあります。

 

でも。

 

この「でも」という言葉を、可能性という言葉を捨てたくはないから

ウルトラマンやガンダム、仮面ライダーもスーパー戦隊もプリキュアもそう

 

可能性をあきらめたくはないから。

 

だから僕は記事を書いてます。

 

市川森一先生の「好き!すき!魔女先生」という作品があり

第4話「ソクラテス大いに怒る」

主人公・月ひかるの授業中の言葉です。


“地球という星はとてもおかしな星で、こんなに狭い陸地を幾つにも区切って
私はアメリカ人だ、私は日本人だ、と

いろんな物事を国という単位で区切って
いがみ合ってしまうけれど、こんなに不便な区分けをしている星は

宇宙の中でもこの地球だけで
 

例えばアンドロメダ星雲のα星ではα星人、

M78星雲のウルトラ星ではウルトラ星人という具合に
同じ星の人々は皆兄弟同様に仲良く暮らしています。
 

そこに国境はありませんし、もちろん国と国の戦争もありません。
だからもし皆さんがどこかの宇宙人に「貴方は何人ですか?」 と訊かれたら
「私は地球人です」 と答えましょう”



市川森一先生は

子供たちの未来、人の未来

 

いつの日か異星人と出会う未来

人は国の名ではなく『地球人』になっていてほしいと

 

願っていたのかもしれません。

 

僕のこの言葉が大好きです。

映像は未見のままですが、書籍で作品のことは知りました。

 

この想いが多くの人で持てたなら共有できたなら

世界の平和は形となるのかも、永遠に続くものへとなれるのかもしれません。

 

 

文中、不快な表現も文章もあったと思います。

心よりお詫び申し上げます。

 

すみませんでした。

 

 

 

この戦争で多くの犠牲が生まれ命奪われ

神風と、回天と‥特攻があり

東京大空襲また各地多くの空襲

沖縄での戦闘

広島・長崎2度の原爆投下

そして

今も続く多くの戦争で、紛争で内戦・内乱で命奪われた方々へ

戦って命落とされたすべての人たちへ

争いによって命奪われたすべての人へ

 

もう2度同じ過ちを繰り返さない、繰り返させないと強い気持ち、

決意を持って

それを鎮魂の哀悼の花束とし、捧げたいと思います。

 

平和と責任ある自由をこの手でつかみ取る日と

強く意思を持って。

 

                    飛鳥 竜馬

 

 

最後に

 

僕の好きな歌のひとつ

ウルトラマンXのエンディングテーマ

「Unite ~君とつながるために~」より

 

何のための力なの?
平和を乱す敵追い払うため
でもなぜ襲ってくるの?
理解しないまま ねぇ倒していいの?

自分だけの世界から
牙をむく事は誰にだって出来るんだ
恐れる心乗り越えて(もっと知りたい)
一緒に明日を歩きたい(切り開け)

絆で一つになる世界
心重ねればきっと遠くない


何のために戦うの?
かけがえのない星守りぬくため
でもなぜ聞こえてくるの?
倒した者たちの悲痛な叫び

抑えつけることだけが
全てだって言うのは誰にだって出来るんだ
罪を犯す痛みから(震える背中)
目をそらさないそれが強さ(抱きしめて)

悲しみ一つも無い未来
手と手取り合えばきっと掴めるさ

 

 

 

この想いが誰かの心に、多くの方々へと届きますように。


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